1408

一人でみるのがコワイというヒトの我侭に付き合って何故か多国籍軍でゴー。スティーブン・キングの短編が原作らしいホラームービー。チケットを買うときに「わんふぉーぜろえいと」と言ったら「フォーティーンゼロエイトか?」と聞きなおされた。分かるだろ、そんくらい。嫌ならふりがな付けといてよ。
ニューヨークの某ホテルの1408号室に泊まったものは皆死んでしまうという邪悪な部屋あるよ、という部屋に泊まったその手の物件に泊まり歩いて本にしている作家さんがおっとろしー目に会うという話。おっとろしさにリアリティーがなくて全然怖くないの。
それでもワタシの前に座っていた女性は「ここ、コワイとこですよ〜」という場面の度に以上に大きなリアクションで怖がり、隣の彼氏君に抱きついていた。怖がりさんなのか計算高いのかそれが問題な今日この頃。

THE 有頂天ホテル

三谷幸喜らしく、こじんまりとまとまったこじんまりとしたお笑い。安心と信頼の三谷ブランド。期待通り面白く、期待以上に面白かったりはしない、そこはかとなくはーとをーみんぐな、ちょいと長めの2時間15分。映画の中でも多分リアルタイムに2時間15分。
小技が効いていてオススメ。
松たか子って歯、出てるよね。

Physical Theatre ウーエン・イ・ウースト

TEAM NACS の ONちゃ…じゃなくてヤスケンと音尾さんが出るというので元別居人ちゃんにチケットを買っておいてもらった。何をやるのか、どこでやるのかということも知らないままストーカーのごとく元別居人ちゃんの後をつけてシアターアプルへ。
始まるなり、いきなり面白い音尾さん。さすがや。
そしてそのまま舞台はゲームやり過ぎた小学生がうっかり書いてしまったような脚本とゴムゴムの人たちによる不必要な歌と、PaniCrew の人たちの場違いなダンスの奏でるハーモニーへと。危うく夢の中へと旅立つところだった。これで、満員…
カーテンコールを見てると安田さんと音尾さんの時の拍手が一際アレで、どうでしょうネタにもついてきていたのでNACSファンが多かったのか。
舞台は最低だったけど、音尾さんは面白かった。そしてあいぼーのロボットのヒトのダンスはなかなか。

デビルマン

駄目だ駄目だと噂を聞いてはいたがまさかこれほどとは。まず、脚本がアレでどうしようもないうえ、CG がチープ。そして台詞棒読みの大根が大豊作。隅から隅までびっしりと大根で埋め尽くしたこの作品、ある意味必見。

STUDIO GHIBLI COMPLETE COLLECTION

念のために言っておくとそんなDVDは公式には存在しない。でも、がんがって見たのでまとめてレビュー。以下見たもの(再履修も含む)。面白いので()内に英題も書いておく。

さて、感想をと思ったけれど疲れたのでまた今度。

Vertigo [1958]

アルフレッド・ヒッチコック。邦題めまい。
高所恐怖症の元刑事が友人に頼まれて友人の妻の監視を。曾お祖母さんに取り付かれた妻のヒトは自殺を試み…ってあたりで「なんだよ、オカルトかよ」と。ところがこれが意外に早く死んじゃう。残った時間どーすんの!?と心配しながら見ていたら、だ〜ま〜さ〜れ〜た〜
緊張感のある展開。ちょっと古臭いけどカメラワークも音楽も良い。二人の人物をきっちり演じ分けているKim Novakもなかなか。
オススメ。